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21経営研究会2009年度 第18期総会、並びに「第1回例会」のお知らせ |
2009年6月18日(木) |
今回は、総会にふさわしい素晴らしい講師をお呼びすることができました。半年先まで講演の日程がぎっしりの植松努氏です。
植松氏は民間の力だけで宇宙ロケットを打ち上げようという、壮大な夢を持ち続けている中小企業の希望の星!そして夢を語り続け、次々と夢を実現している夢の伝道師です。9年前に父親と2人で会社を作り、現在は16名の社員がいる北海道赤平市の小さな会社です。 |
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しかし、全国から入社希望はひきもきらず、採用基準は、喫煙経験がないこと・ピアス、茶髪など不可・右利きであること等々、非常にユニーク。植松電機の不思議な経営理念 @稼働率を下げる Aあまり作らない Bあまり売らない を実践してきたら、いつの間にか売上が増え、今では断らなければならないほど仕事は急増しているといいます。本業は、建設機械のショベルに装着できるコンクリートと鉄筋を分離するリサイクル用のマグネット製作で、国内シェア9割を誇っています。しかし、本業のほか、ロケットエンジンや小型人工衛星の開発をし、無重力実験塔を持ち、アメリカの企業とも共同で宇宙開発も行っている宇宙開発では有名な小さな世界企業です。植松氏は、最近は景気の悪化により、研究開発をやめてしまっている中小企業が多いが、やるべきテーマはたくさんあるし、やり続けることが必要だと言います。そして、植松氏は「言葉で人の可能性を奪うのは殺人と同じ」「もっと良くしたいという『ワクワク』が発明や特許の元」「言われなくても考えて働く人になれ」「世の中から『どうせ無理』と言う言葉をなくしたい」「考える暇があったらやってみろ、そしたら奇跡が生まれる」等々の言葉を信条としています。
今回の勉強会は、必ず元気と勇気が出ます!必ず感動します!必ず心が熱くなります!そして、来てよかったと必ず思うはずです!また、この講演は映像が多く、実際に講演を聞かないとそのよさが半減してしまうので、絶対に参加した方がお得です!ということで、どうか、社員や幹部の皆様、お知り合い、後継者の方々も是非ご参加ください。そして、今年度も会員の同伴者は、無料でこの素晴らしい講演を聞くことができます。
【日 時】 |
2009年6月18日(木)
*(役員会 16:00〜17:00 ) 総 会 17:00〜17:30
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30 |
【場 所】 | ホテル沼津キャッスル 沼津市日の出町1−1 055−923−1255 |
【講 師】 | カムイスペースワークス 代表取締役 植松努 |
【演 題】 |
「夢は叶う 絶対に叶う」
・・・小さな会社の大きな挑戦 北海道から宇宙へロケットを!・・・ |
講師プロフィール:
■植松努 植松電機専務、カムイスペースワークス代表取締役1966年北海道芦別市生まれ。北見工業大学を卒業後、三菱重工の系列企業で航空機や新幹線、ロケットの設計に従事。1994年に北海道に戻り、父親が経営する植松電機を手伝うことになり、2人で会社を始めた。特許を取得し、法人化し、北海道にある人口1万人ちょっとの小さな町、赤平に新工場を建設。現在、植松電機は16名の小企業だが「ショベルに装着できるリサイクル用のマグネット」で国内シェア9割を誇っている。2004年に北海道大学の永田先生と出会い、小型ロケット開発が頓挫しかけていることを知り、協力を申し出たことがCAMUIロケット開発のきっかけだった。今では、植松電機は、学生や研究者が頻繁に出入りする北海道・北の大地の「宇宙開発の拠点」。このことを通して、植松電機の社員の人たちも技術を自発的に学ぶようになり、新しい課題に挑戦する社風へと変わっている。植松氏の講演会は現在、全国各地で大好評のため、半年先まで予定がいっぱいだ。同社には、年間に1000名の子ども達が見学に訪れ「どうせできない」「絶対無理」という言葉を皆が使わなくなるよう、夢を与え続けている。 |
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