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21経営研究会2009年度 第4回例会 (三島会場) のお知らせ |
平成21年11月13日(金) |
今回は、あの致知出版の藤尾社長をようやくお呼びすることができました。マスコミでは景気は戻ってきているように報じられていますが、実際に我々が体感している景気とは程遠い感覚です。中小企業にとって、先の見えない厳しい状況が続いています。このようなかつて経験したことのない逆境の時代は、心を磨き、胆を練り、そして先人に学ぶしかありません。その最高の師が今回の藤尾秀昭氏です。氏は「出会いの人間学」について、30年間ずっと追求し続け、実践を重ねてきた熱い熱い、憤(ふん)の人です。 |
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「憤」には、(1)感動・感激する(2)憤り(いきどおり)の二つの意味がありますが、氏は「出逢い」には「憤」が必要であると説きます。「憤」が人間を突き動かして行くエネルギーの元なのです。孔子は自分自身を「憤を発しては食を忘れる人」と言っています。
「苦しい時に支えてくれた人達との出逢い」「運命を感じる師との出逢い」「一生を貫く哲学や思想との出逢い」「運命を変える一冊の本との出逢い」等々、様々な出逢いがあります。森信三氏は『人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。』と言っています。
藤尾氏はこういいます『成功する人としない人の決定的な違いは何か?「小才は、縁に出合って縁に気づかず」「中才は、縁に気づいて縁を生かさず」「大才は、袖すり合った縁をも生かす」、と。結局われわれは「未見の我と出会う」ために、日々学び続ける』
氏は、「致知出版社の編集長として多くの財界人など多くの方々と出会い」また「苦しい時に読者と取材で出会った多くの人達に支えられてきた」と語ります。その実体験に基づくその話には、聴衆の心と魂を揺り動かし、湧き上がる勇気をもらえ、感動の涙が出てきます。そして、今の世の中に欠けている「大切なもの」にきっと気付くはずです。藤尾秀昭氏の講演が、今後の人生や経営を支えてくれる「大きな出会い」となることを確信します。 |
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【日 時】 |
2009年11月13日(金)
講演会 17:30〜19:10
懇親会 19:10〜20:30 |
【場 所】 | みしまプラザホテル 三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 | 致知出版社 藤尾秀昭社長 |
【演 題】 |
「出逢いの人間学」
〜〜困難と逆境を切りひらく〜〜 |
講師プロフィール:
昭和53年、月刊誌『致知』創刊。昭和54年、編集長に就任。平成4年、代表取締役社長に就任、現在に至る。
月刊誌『致知』は創刊以来30年一貫して、いつの時代でも問われる「人間学」を追求し続けている。出版物の氾濫する中でも、致知は「秘中の名花」と多くの見識のある財界人を唸らせ、京セラの稲盛和夫名誉会長、ウシオ電機の牛尾治朗会長など各界のリーダーにも熱心な愛読者を持つ。
編集長として『致知』と共に歩んできた人生の中に、多くの「出逢いと感動」の人間としての生きざまがうかがえる。そして自らも『苦しいときに読者と取材で出逢った多くの人達に支えられてきた』と語っている。その仕事にかける情熱と、出逢いと感動の生きざまを熱く伝える講演には定評があり、老若男女を問わず全国に「致知ファン」を増やしている。主な著書に、『小さな人生論』『小さな経営論』『現代の覚者たち』『「修身教授録」一日一言』『一道を行く―坂村真民の世界』(致知出版社)がある。
『致知』とは、中国の古典『大学』にある「格物致知」からとった言葉。「実践を通じて本物の英知を身につける」という思いを込めた誌名である。 |
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