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21経営研究会2009年度 第5回例会 (三島会場) のお知らせ |
平成22年2月18日(木) |
今回は、異色の2ちゃん出身作家であり、作家デビュー以来、2年半で20冊を出版し、全ての本が大ヒットという、三橋貴明氏をお迎えすることができました。
昨年に引き続き、もう待ったなしの厳しい経済情勢が続いておりますが、今回は、独自の視点から、「不況に負けない中小企業・2010年の押さえどころ」について三橋氏にお話いただきます。 |
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政治経済分野の人気ブログランキング第一位という氏のブログは、実に月間約80万のアクセスがあり、「日本で最も人気がある言論系ブログ」であることは間違いありません。ネットの読者からの意見や情報も取り入れた、独特の視点とデータから論ずる氏の評論は、これからの新しいタイプの作家、評論家のさきがけです。また、ブログや著作にも、インターネットを中心としたマーケティング手法を用いる氏は、『これからの時代は、個人、企業、そして国家であっても、マーケティング戦略やその「センス」が、現在ほど必要な時はない』と言います。すなわち、我々がおちいりがちな「いい製品、いい技術であれば、受け入れてもらえる」という、ある意味での自己満足的な思い込みを否定します。「いい製品」を作ったからと言って、マーケティングを軽視したら市場で生き残れないからです。
バブル崩壊後、日本経済は景気低迷から抜け出せずに苦しんでいます。その原因はずばりデフレーション(物価の継続的な下落)にあります。物価が下がり、給料が下がり、雇用は不安定になる。需要不足とデフレが、経済成長の足かせであり、根本的な問題です。氏は、日本のGDPを引き上げるのは、決して難しいことではない、それは、『家計の金融資産を溶かし、「的確」な公共投資をすることだ』、と言います。
国内メーカーの多機能の携帯電話などを引き合いにして「ガラパゴス化」と批判する人がいますが、国内市場に特化して進化した製品を持つことは、日本の強みでもあります。他国がマネのできない、付加価値を生み出す宝の山が、あちこちに眠っているわけです。日本には他国よりも有利な条件が数多くあります。多少時間はかかるかもしれませんが、日本経済復活の日は、必ず訪れる、と氏は強調します。
どうか、今年初めて21経営研の講演会で、今年の大きな方向性を見定めてもらいたいと思います。今回も、多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。
*三橋氏のブログ『新世紀のビッグブラザーへ』 |
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【日 時】 |
2010年2月18日(木)
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30 |
【場 所】 | みしまプラザホテル 三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 | 作家、経済評論家 三橋貴明(みつはしたかあき)氏 |
【演 題】 |
「社長よ!騙されるな 「日本経済」崩壊論のウソ」
〜〜不況に負けない中小企業・2010年の押さえどころ〜〜 |
講師プロフィール:
1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て、2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。2009年、診断士事務所を法人化し、株式会社三橋貴明事務所を開業。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。講演も多数行う。
2007年、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」において、公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバい!韓国経済』(彩図社)として書籍化されベストセラーとなる。既存の言論人とは一線を画する形で論壇デビューを果たした異色の経済評論家。ブログ『新世紀のビッグブラザーへ』への訪問者数は、2008年3月の開設以来のべ250万人を突破している。
主な著書に『高校生でもわかる日本経済のすごさ!』『完全にヤバい!韓国経済』(彩図社)『マスゴミ崩壊』(扶桑社)『中国経済 隠された危機』(PHP)『ジパング再来』(講談社)『民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由』(アスコム)『ネットでビジネスに成功する方法』(彩図社)『日本経済を凋落させた七人』(飛鳥新社)『経済ニュースの裏を読め!』(TAC出版)ほか多数。 |
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