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21経営研究会2009年度 第6回例会 のお知らせ
平成22年3月29日(月)

 いよいよ、今年度最後の例会となりました。 今回は、当会の副会長であるイデシギョーの井出会長が絶賛する、零細企業を世界一にした中小企業の希望の星、タカコの石崎会長をお呼びすることができました。タカコは油圧ポンプモーターからソレノイドバルブ、電動油圧工事まで、あらゆる製品をOEM生産している会社で、高圧ポンプのピストンでは世界シェア80%をしめています。

 石崎会長は29歳で独立。しかし、技術力があっても零細企業というだけで、どこも取引してくれず倒産寸前になりました。 そして、"日本がダメなら、世界に討って出る"と、最後の賭けに出たのが大成功!今では、米国とベトナムに工場を持ち、年商88億円利益4億円の会社に成長しました。

 氏の講演は、世界各国を相手にビジネスを展開してきて得られた貴重な体験や、ビジネスチャンスをつかむヒント、ものづくりで世界一になるための考え方、チャレンジする時の切り口などを示唆してくれます。また、世の中には当たり前と思われていることでも、実はおかしいことがたくさんあり、本当に「あるべき姿」が何かを見抜く創造力さえ身につければ、多くのビジネスチャンスにめぐり合えると言います。

 例えば、顧客から「こいうことはできないか」とか「こんなものは作れないか」と質問されたとき、その場でむずかしいと思っても、絶対に「できない」と言ってはいけない。「できない」とか「むずかしい」と言った時点で、その仕事のチャンスはなくなってしまう。「できない」と答える人は「やらない」に等しい、と氏は言います。

【日 時】 2010年3月29日(月)
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30
【場 所】 陶芸の宿 はなぶさ  静岡県伊豆の国市長岡1148−1
TEL:055-948-1230
【講 師】株式会社タカコ 取締役会長  石崎義公(いしざきよしとも)氏
【演 題】 不況でも勝てる「物の見方・考え方」
〜〜東大阪の町工場から世界進出を果たした経営者が語る〜〜


講師プロフィール: 
 1944年滋賀県生まれ。中学卒業後、大阪の集団就職先で機械工として働きながら、布施工業高校・夜間部に入学。高校卒業後は大学の夜間部に入学し、専門科目だけを勉強した後に中退。29歳の時、東大阪・八尾市のガレージ工場を借り、創業資金50万円で超精密高圧ポンプ部品メーカーを創業。高い技術力を持ち合わせながら、業歴や零細という理由だけで取引してくれる企業が現われず、倒産寸前に追い込まれる。そして、最後の勝負「日本がダメなら、世界に討って出る」と背水の陣で臨んだ独・ハノーバー国際見本市でのボルボ社からの受注を契機に、キャタピラー社はじめとする欧米の大手メーカとの取引が次々と決まり、国内では見向きもされなかった同社の国際舞台での快進撃が始まる。それから30余年、米国、ベトナムなどにも生産拠点を展開する同社は、総従業員数1700名。高圧ポンプのピストンで世界シェア80%を誇るナンバーワン企業として発展を続けている。東大阪元気印の会会長 大学非常勤講師、全国諸団体等講演会での講師など 多方面で活躍中。売上88億円、経常利益4億円。著書に「まあいっぺん聞いとくなはれ」(産経新聞社)

 
 


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