| | | |
今回は、21経営研究会始まって以来初めてのお芝居です。通常は講演会ですが、あまりに素晴らしいお芝居なので、是非とも会員の皆様に見ていただきたく企画しました。
物語は、日本のシンドラーと言われた外交官の杉原千畝(すぎはらちうね)氏のお話です。杉原千畝氏(リトアニア領事代理)はユダヤ人へのビザ発給により約6千人もの尊い命をナチス・ドイツの迫害から救った外交官です。 |
| |
杉原千畝氏の言葉として 「私のしたことは外交官としては間違っていたかもしれないが、人間としては当然のこと。私には彼らを見殺しにすることはできなかった 」「私に頼ってくる人々を見捨てるわけにはいかない。でなければ私は神に背く」が残されています。
当時、虐殺されたユダヤ人は約600万人と言われています。命がけで助けを求めてくるユダヤ人を杉原千畝氏はおよそ1か月間ずっと昼食抜きで通過ビザを書き続けました。全て手書きです。書いても書いても、ビザの発行を求めるユダヤ人は増える一方でした。ついには日本やソ連から「領事館を出る」よう命令がありました。しかし、杉原さんはそれを無視してビザを書き続けたのです。これはもう命がけの行動です。そして、もうこれ以上リトアニアにいられないというぎりぎりまで、リトアニアから出る列車に乗る駅のホームでも、杉原さんは通過ビザを書き続けました。
演ずる水澤心吾さんは、オーストリアに滞在している時に世界でも共感できる日本の作品はなんだろう・・・。というところから閃き、〜杉原千畝〜についての一人芝居を演ずる決意をされました。
このお芝居は、忘れていた「日本人の心」を思い起こさせるお芝居です。そして、頑張る勇気を与えてくれるお芝居です。世界に誇れる人道的行為を行った杉原氏。このお芝居を見れば、このような日本人がいたことをきっと誇りに思うはずです。今回の講演会は、忘れかけていた元気と勇気が出ます!熱くなります!涙が出ます!心に深く響きます!どうか、是非、多くの皆様のご参加をお願いします。社員の皆様、ご家族、お知り合いもたくさんお連れください! |
|
【日 時】 |
2011年2月24日(木)
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30 |
【場 所】 | ホテル沼津キャッスル 沼津市日の出町1−1 電話 (055)923−1255 |
【講 師】 | 俳優 水澤心吾(みさわしんご)氏 |
【演 題】 | 水澤心吾一人芝居 『決断 命のビザ 』〜SEMPO杉原千畝物語〜 |
【プロフィール】
1950年2月17日滋賀県生まれ。1969年、19歳で上京。1974年「劇団俳小」に入団し舞台に立つ。1977年「天守物語」(日生劇場)の坂東玉三郎の相手役にオーディションで選ばれ、本格的に俳優の道を進む。以後、テレビ・ドラマ、映画、舞台を中心に活躍中。また、かたわら10年間ビジョン心理学、哲学を学ぶ。ハワイでビジョン心理学の創始者チャック・スベノーザ博士のトレイナーズ・コースを終了。10年間学んだニューヨーク・アクターズ・スタジオ演技メソッドと心理学を融合させた、独自のヒーリング心理学と演技メソッドを確立。現在、セラピストとして各地で心理トレーナーとしても活躍。(1990年三沢慎吾より改名)1989年 PARCO3「三文オペラ」 セゾン劇場「マクベス」 2004年 原宿ギャラリーハセガワ
「一人芝居・決断 命のビザ〜SEMPO杉原千畝物語〜」 2004年〜05年 天王洲アートスフィア・他 「友情」(島崎保役) 2006年 御園座・明治座「中村美津子」公演 九段会館「同期の桜」 日本橋劇場「下町演劇祭」 博品館劇場 ミュージカル 「Friendship 友情-未来をください」 2007年 原宿ギャラリーハセガワ 「一人芝居・決断 命のビザ〜SEMPO杉原千畝物語〜」 有楽町よみうりホール京劇「覇王別姫」 2008年 新国立劇場ミュージカル「SEMPO」 原宿ギャラリーハセガワ 「一人芝居・決断 命のビザ〜SEMPO杉原千畝物語〜」他 |
|