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21経営研究会2011年度 第20期「第6回例会」のお知らせ
平成24年3月14日(水)

今回は、聞いた人誰もが感動し、またもう一度講演を聞きたいと願う、ホスピタル・クラウンの大棟耕介氏をお呼びすることができました。大棟氏はクラウンK(ケイ)という名前で活躍中で、道化師(クラウン)の世界大会WCA(World Clown Association)で金メダルを受賞した実力派です。

残念ながら日本では、まだまだ「クラウン=ピエロ」の認識が一般的で、クラウンとサービスが結びつかないという人が多いかもしれません。ピエロは基本的におしゃべりはしませんが、クラウンはしゃべります。ヒラヒラな衣装を身につけ物寂しげな表情でパントマイムのような動きをするのがピエロの特徴ですが、クラウンはサービス業としての顔も持つのです。サーカスの中で、一番給料が高いのがクラウンだというくらい、地位は高いのです。

大棟耕介氏

大棟氏は、クラウンの活動をしてきた中で得たものはたくさんあるそうです。それが、「時間差攻撃サービス」「B級サービス」「引きのコミュニケーション」などなどです。そして、とびっきりなことや特別なことをするばかりがサービスではない、そんな持論があります。例えば、おもしろさに思わずプッと噴き出したり、心がちょっとだけラクになれるような雰囲気をつくることも立派なサービスなのです。それは、「わからないけど、なんとなく嬉しい」サービスであり、サプライズではなく、「じんわり」、「ほんのり」のサービスです。

昨今のサプライズのサービス合戦はサービスする側が疲れきってしまいます。もっと、もっとのサービスを要求されるからです。だから、クラウンは「期待値を下げる」サービスをすることもあるのです。

病院では、クラウンが行くことによって空気は見事なまでに変わります。子ども達の口数が増え、声が大きくなり、子ども達からクラウンに近付き、げらげら笑いながら話をするようになります。そういう状況を場の空気を読みながら作っていくことがクラウンの仕事なのです。そして、病院で笑わない子どもは、付き添いのお母さんも笑っていません。お母さんが笑うようになると、子どももくったくなく笑うのです。

これは、会社でも全く同じで、その職場の上司が笑わなければ、部下は笑うことはできません。会社の中に、「笑う(笑ってもいいよ、と許可する)文化」が根づかないと、会社に笑いは巻き起こりません。そして、会社の中にギスギスしたものがなくなり、働くスタッフみんなが、ニコニコと笑いで一杯になれば、自然とそれはお客様に伝わります。そして、知らないうちに売上も、利益も上がってくるのです。まず、現場のスタッフを笑いの渦に巻き込むこと、これができればスタッフはどんどん元気になり、明るくエネルギーの満ちあふれた会社になっていくでしょう。

どうか、今回の講演会には是非、参加して欲しいのです。今回は、録画、録音は一切できません。是非、生の臨場感と、素晴らしい熱意あふれる講演をお聞きいただきたいと思います。また、今回の講演会こそ、聞かなかったことを後悔することになると思います。ほんとに素晴らしいおすすめの講演会です。多くの会員の皆様、そして多くの社員、ご家族、ご友人も是非お誘いください。皆様の、心に長く深く残る、素敵な講演会になると思います。

【日 時】 2012年3月14日(水)
講演会 17:30〜19:00  懇親会 19:00〜20:30
【場 所】みしまプラザホテル 三島市本町14-31 電話 (055)972-2121
【講 師】NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会理事長 大棟耕介(おおむねこうすけ)
【演 題】 世界の道化師が語る、笑いのチカラ、サービスのチカラ
〜〜「笑い」は、会社や組織を変える〜〜


【講師略歴】
生年月日:1969年5月17日 出身地:愛知県知多郡阿久比町(現在は名古屋市在住)身長:180cm 体重:95kg ■ 略歴 ■1992年 筑波大学体育専門学群卒業、名古屋鉄道株式会社入社 、1994年 クラウン養成講座受講 クラウンを始める、1995年 クラウンファミリ、『プレジャーB』を結成、1998年 名古屋鉄道株式会社退社、1998年 泣vレジャー企画設立 代表取締役就任、2003年 フロリダのWCAコンペでシングル部門2位、2004年 病院で入院中の子供達を訪ねる。ホスピタル・クラウンの活動を開始する、2005年 愛地球博のメインパレードを企画・制作スタッフ教育・海外パフォーマー招聘・自身もレギュラー出演。パッチアダムスと共にロシアの病院慰問ツアーを以降毎年行う 、2006年 NPO法人として日本ホスピタル・クラウン協会が認定される、2008年 フロリダのWCAコンペでグループ部門1位 ■ 受賞歴 ■2003年 WCA(World Clown Assosiation)コンベンション 個人パフォーマンス部門 銀メダル(世界2位) 、2006年 社団法人 日本青年会議所 第20回 人間力大賞 外務大臣奨励賞 、■ 専門分野 ■クラウン・パフォーマンス、クラウン養成、病院でのクラウン、世界のサーカス・アーティスト事情ショーの構成・制作、アミューズメントスタッフの教育、道化流コミュニケーションなどの講演   ■総勢約40名のクラウン集団『プレジャーB』のリーダー。抜群の運動神経と大きな身体を活かした大技が光る。大きなローラーの上でのジャグリングや、その場にあるものを頭の上に乗せてしまうバランス芸、全長3mにもなる足長芸などのパフォーマンスは観客を惹きつけます。病院を回る『ホスピタル・クラウン』の活動を日本を中心に世界中で行っており、新聞・雑誌・TVで数多く取り上げられ、講演やテレビ取材も多い。著書『ホスピタルクラウン』(サンクチュアリ出版)は、2008年TVドラマ化され放送され好評を博しました。現在は、「笑いは職場環境を変える」などの講演会を年間150本ほど行っている。

 
 


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