HOMENEWSINFORMATIONMEMBERSEMINARLINKCONTACT US




講演会TOP
2012年度 講演会
2011年度 講演会
2010年度 講演会
2009年度 講演会
2008年度 講演会
2007年度 講演会
2006年度 講演会


講演会


21経営研究会2012年度 第21期「第2回例会」のお知らせ
平成24年10月2日(火)

今回は、誰もが感動して、涙する講師、青木新門氏をお呼びすることができました。そして、青木氏は富山県からわざわざ21経営研のために来てくださいます。
青木氏は、ご存知、「おくりびと」の映画ができるきっかけとなる、3000体を越す納棺体験を綴った『納棺夫日記』を書かれた方です。ご自分の生い立ちから、納棺夫の仕事について、俳優、本木雅弘さんとのエピソードなどなどを語ってくださいます。

青木新門氏

東京都が小学5年、6年生を対象としたアンケート結果によると、「あなたは葬式に行ったことがありますか」という質問に7割ほどが「行ったことがある」とありますが、その中で「臨終の場に立ち会ったことがあるか」との質問の回答は、4.8パーセントでした。100人のうち95人の子どもたちは死など見たこともないのです。
 
青木氏は、「人は必ず死ぬんですから、いのちのバトンタッチがあるんです。死に臨んで先に往く人が『ありがとう』と云えば残る人が『ありがとう』と答える、そんなバトンタッチがあるんです」と言いいます。また、現代社会は、人間の死を遠ざけ、人間のいのちが軽視されがちですが、人生の終末に寄り添い、死の瞬間に、家族のそばにいることこそが、いのちのバトンタッチとなると語ります。
 
「おくりびと」で世間の耳目を集めた「納棺師」――。この職業に、ミルク代を稼ぐために就いた青木氏は、28代続く旧家の長男ということもあり、当初、「死=穢れ」というイメージの職業差別に悩みます。しかし、「一族の恥」と罵っていた叔父が死の床で「ありがとう」とつぶやきながら成仏し、多くの遺族からも感謝され、どんな死に顔も綺麗だと思えるようになったそうです。
 
講演会は感動に包まれ、「命の尊さ、大切さがよく分かった」「人としてどう生きるのか、死をどのように見つめるのか考える機会を与えていただいた」「笑いと涙の入り混じったとてもすばらしい講演会でした」などの感想が寄せられるそうです。
 
今回の青木氏の講演は、日本経営合理化協会の7月におこなわれた全国経営者セミナーで、1、2位の人気だった講演です。経営に関係ないから出席しない、と思われている方は、聞かないと後で絶対に後悔する講演になると思います。とにかく、感動する講演です。これからの「生き方」を見つめなおすきっかけを与えてくれる講演になると思います。

どうか、今回も多くの会員の皆様のご参加をお願いします。!たくさんの社員、ご友人、お知り合いをお連れください。きっときっと目からウロコの気づきが得られること間違いなしです!

【日 時】 2012年10月2日(火)
講演会 17:30〜19:00  懇親会 19:00〜20:30
【場 所】ホテル沼津キャッスル 沼津市日の出町1−1 055−923−1255
【講 師】作家・詩人 青木新門氏
【演 題】 「いのちのバトンタッチ」
〜〜映画「おくりびと」に寄せて〜〜


【講師略歴】
1937年4月11日富山県生まれ。少年時代は、旧満州で過ごす。早稲田大学中退後、富山市で飲食店を経営する傍ら文学を志す。作家・吉村昭氏の推挙で『文学者』に短編小説『柿の炎』が載ったが、飲食店が倒産。1973年冠婚葬祭会社(現オークス)に入社し、納棺専従社員(納棺夫)を経て、専務取締役をつとめる。1993年『納棺夫日記』を出版しベストセラーとなる。なお、同書はアメリカで『Coffinman』として英訳出版されている。俳優の本木雅弘氏との交遊により、映画「おくりびと」に裏方として協力する。現在はオークス非常勤監査役と著述、講演活動で東奔西走の毎日。

 
 


21経営研究会 All Rights Reserved Copyright (C) 2008