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2013年、最初の例会は、なんと九州、佐賀県の武雄(たけお)市の樋渡啓祐市長をお呼びすることができました!
まるで行政の長とは思えない樋渡啓祐市長は、今まさにひっぱりだこで、全国いや全世界から注目され、講演依頼が殺到しています。そんな中、新年早々、21経営研に来ていただけることは、ほんとうにラッキーです。 |
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ひょんなことから36歳で市長に立候補してしまった青年が常識をくつがえし現職を破り当選。 古参幹部、市議、医師会、教育委員会、地元マスコミのドン… 次々と立ちはだかる難敵とのガチンコ大バトルの末、ついにリコール再選挙!なんと、最近では武雄市の起業支援計画「起業家→公務員構想」「ビッグデータ事業」「スターバックス×TSUTAYA×市立図書館」「メガソーラー事業」など。 宇宙に 衝撃を与えるほど重要な共感あるモノをつくる武雄市です。
樋渡市長は、武雄市の知名度をあげることをメインテーマにかかげ、「騒ぎは起こすためにある」と語ります。「対等に組む」「反省しない」「何事にも『過ぎる』」「パクリ倒す」「劇場化する」といった行動哲学について、故スティーブ・ジョブズ氏や孫正義氏を例に解説します。
また、ケーブルテレビで中継されている武雄市議会は、市長と市議会の激しいやり取りが行われる一般質問時、視聴率50%、傍聴者200人、ユーストリームで2,000人が視聴するといいます。「議会は必ず面白くなる」という樋渡氏。今や、全国の自治体からたくさんの地方議員が視察に訪れており、市政そのものを観光資源化したと言っても過言ではないでしょう。
市HPのフェイスブック移行、図書館運営の民間委託(TSUTAYAへ)など、矢継ぎ早に新たな施策を打ち出していく武雄市ですが、樋渡氏は「情報の発信ではなく『共感』の発信」が大切であると強調します。「人はモノの背後にあるモノガタリを買う」という樋渡氏の言葉は、ツイッターやフェイスブックといったSNSの普及により、口コミが強力な宣伝媒体となった今、広報戦略の力点を「シェア(share)」におくべきことを示しています。政治・行政の既成概念にとらわれない樋渡氏の自治体経営論は、我々にビジネスの大きなヒントを与えてくれます。
「政治とビジネスは関係ない」と思われる方は、聞かないと後で絶対に後悔する講演になると思います。とにかく、パワーにあふれ、感動し、勇気がもらえる滅多にない講演会です。今年のスタートにふさわしい最高のおすすめ講演会です。
どうか、今回も多くの会員の皆様のご参加をお願いします。そして、たくさんの社員、ご友人、お知り合いをお連れください。きっときっと目からウロコの気づきが得られること間違いなしです! |
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【日 時】 |
2013年2月6日(水)
講演会 18:00〜19:30 懇親会 19:30〜21:00 |
【場 所】 | みしまプラザホテル 三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 | 武雄市長 樋渡 啓祐氏 |
【演 題】 |
"走りながら考え、常識をくつがえす"
〜〜人生は一度だけ、勇気をだそう〜〜 |
【講師略歴】
樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)、武雄市長(3期目)。関西大学客員教授。 1969年(昭和44年)- 佐賀県武雄市朝日町生まれ。佐賀県立武雄高等学校を経て東京大学文科二類に入学。1993年(平成5年)- 東京大学経済学部を卒業し、総務庁人事局に入庁。内閣府参事官補佐などを歴任。2006年(平成18年)- 合併後初の武雄市長選挙に立候補、当選する。2008年(平成20年)- 自治体病院の経営形態を巡る対立から市民グループが市長リコールの方針を固めたことに対し辞職で応じ、出直し選挙で再選を果たした。2011年(平成23年)- 日本経済新聞2011年(平成23年)1月1日付朝刊で「跳べニッポン人」に選ばれる。11月7日、武雄市の隠れた名品を世界にお届けする『FB良品』(武雄市のソーシャルビジネスページ)を開設。2012年(平成24年)- 朝日新聞社「AERA」2012年1月2-9日合併号で「日本を立て直す100人」に選ばれる。10月29日、日経ビジネス『次代を創る100人』に選ばれる。 【政策】 市政において、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用することを積極的に進める。2010年8月19日に「日本Twitter学会」を立ち上げ、同年9月1日から市職員390人がTwitterのアカウントを取得し、Twitterを行政サービスに利用している。2011年8月には、Facebookに市の公式Webサイトを開設した。市立図書館の運営を民間企業に委託することを進める。2013年4月から、TSUTAYAを経営する株式会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(略称:CCC)が、武雄市図書館の指定管理業者となる予定。 |
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