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2014年度 第23期総会、並びに「第1回例会」のお知らせ
2014年7月2日(水)
2014年度の第1回目の講演の講師は、「エチカの鏡」「王様のブランチ」「火曜サプライズ」等々のテレビ番組にも数多く出演している「読書のすすめ(通称ドクスメ)」店主の清水克衛氏です。


【イマイチの立地は最高の立地!】
誰もが、「この場所じゃ流行らない」と逆の太鼓判を押された立地。江戸川区のはずれのわかりにくい場所・・・にもかかわらず、日本中からお客さんがやってきては、清水さんが薦める本を買っていきます。立地の悪さを気にせず、むしろそれをバネにして、ひたすら自分の"商いの哲学"に徹し続けたら、大繁盛店になってしまったそうです。『繁盛したければ一等地を借りるな!』という本まで出している清水氏。ドクスメには、あの納税金額日本一の斎藤一人さんや、有名な本の著者、経営者、スポーツ選手等々も来店しています。

【逆のものさし】
逆のものさしとは、世間が不安で後ろ向きの時は前向きに。周りが常識に縛られている時には、自分の肚で考え、行動することです。

【体育会系読書とは?】
清水氏は、大学時代柔道部の主将。清水氏は自分のお客さんには、体育会系読書をしてもらいたいそうです。福沢諭吉も二宮尊徳も、そして今の成幸(成功)者も皆、体育会系読書をしているのだと・・・。つまり読んだことを実践に移す読書のこと。

【店の中で鍋パーティ−&ビール!】
ドクスメでは、店の中でお客さんと鍋パーティ−をしたり、飲み会をしたり・・・と、びっくりするような光景があります。清水氏は、「本屋で鍋パーティ−をやってはいけないなんて知らなかった!」「本屋の経営なんて初めてだから」と言います。この「知らなかった」を強みにした常識をはるかに超えたこの新しい思考が大繁盛の秘訣なのです。常識や過去にとらわれないことの大切さを伝えてくれます。

【他の本屋さんにドクスメコーナー!】
ドクスメでの売れ筋本から、全国ベストセラー本が生まれる現象が続出、また、最近では「ドクスメコーナー」ができる本屋さんも多くなっています。出版業界だけでなく、幅広い方々からその魅力に熱い注目を浴び続けている方です。

【縦糸の読書】
清水氏は、読書には「縦糸(たていと)の読書」と「横糸の読書」があると言います。縦糸の読書とは、心の琴線にふれる読書のことで、これは最近のベストセラーではなく、時代が変わっても変わらない本を普及させたいと言います。
 
どうか、日程をお取りください。感動し、素晴らしい講演になること必定です。そして、今回も是非多くのお知り合いや、社員の方々、ご家族の皆様もお連れ下さい。元気と勇気が沸いてくる感動の講演会になると思います。多数の会員の皆様のお越しをお待ちしています。また、当日は講演に先立ち短時間で総会を行います。是非総会にもご参加ください。なお、役員会は役員の方の出席をお願いします。

【日 時】2014年7月2日(水)

*(役員会 16:00〜17:00 ) 総 会 17:00〜17:30
講演会 17:30〜19:00  懇親会 19:00〜20:30
【場 所】ホテル沼津キャッスル 沼津市日の出町1−1 055−923−1255
【講 師】「読書のすすめ」店主 清水克衛 氏
【演 題】 「繁盛には、逆のものさしが必要」
〜〜大衆の意見に左右されない5%の人になろう!〜〜


【清水克衛・講師略歴】
大手コンビニの店長(10年間)を経て、1995年、書店「読書のすすめ」を都内に開業。「読書のすすめ」の売れ筋本から、全国でのベストセラー本が生まれる現象が続出。2003年、NPO法人「読書普及協会」設立。本の出会いと人との出会いの大切さを伝える講演活動も精力的に行っている。

■ 職種・経歴
東京生まれ。大学在学中、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、商人を志す。大学卒業後、大手コンビニエンスストアの店長を10年間つとめた後、「本をすすめる本屋をやろう」と一大決心。周りの猛反対を押し切り、1995年に書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業。立地の悪さを顔晴るバネにし、汗と智恵を出しきって商いを続けた結果、全国からお客さまが押し寄せる繁盛書店となる。「読書のすすめ」の売れ筋本から、全国でのベストセラー本が生まれる現象が続出、出版流通業界内で熱い注目を浴び続けている。2003年にはNPO法人「読書普及協会」を設立。本との出会い、人との出会い、出来事との出会いを提供しながら「良質な御縁から生まれる成幸の法則」についての講演活動を続けている。

■【主な著書】
『他助論』(サンマーク出版刊/2012年) 『実践中村天風 困ったことは起らない!』(共著/プロセスコンサルティング刊/2011年) 『中高時代に読む本50 』(PHP研究所刊/2011年)『本屋さんがくれた奇跡』(監修:清水克衛イースト・プレス刊/2010年)
『しあわせ読書のすすめ』(辰巳出版刊/2010年) 『5%の人』(サンマーク出版刊/2010年)『商売はノウハウよりも「人情力」 』(現代書林刊/2010年)『清水克衛流一瞬で忘れられない人になる話し方30のコツ』(学研刊/2010年)『図解 「読書のすすめ」店長が語った「強運をよぶ本屋さん」の成功法則実践ノート 』(イースト・プレス刊/2010年)『本調子U』(共著/総合法令出版刊/2009年) 『駆け込み本屋』(サンガ刊/2009年)『繁盛したければ、一等地を借りるな!』(学研刊/2008年) 『はきものをそろえる』(総合法令刊/2008年)『「ブッダを読む人」は、なぜ繁盛してしまうのか。』(現代書林刊/2008年)『大向上札 福の神がやってくる!』(現代書林刊/2007年) 

■マスコミ活動
「エチカの鏡」(フジテレビ/2010年) 「日テレDON」2011年他、テレビ出演多数。・ラジオは文化放送、日本放送など多数出演。・現在、報知新聞などコラム連載多数。



【5%の人になろう】清水克衛

私たちが生活していく中で、考え方や行動のモノサシになっているものがあります。それは"常識"です。常識とは、社会の構成員が当たり前のこととしてもっている、価値観、知識、判断力などのことを言います。この常識が欠如している人は、社会から不適格者と見られ、時には罰せられたりもします。常識とは、社会が円滑に営まれていくために、なくてはならないものです。

しかしこの常識は、時と場所によって変わります。常識とは、その社会の中の大多数の人々の考え方です。いわば大衆の意識です。この大衆をどう定義するかはさまざまですが、一般的には全体の95%を占めるのが大衆と言われています。この大衆の考え方が常識になるわけですから、それに従っていれば問題なさそうですが、じつはこの大衆の意識は、時に大きく間違います。

そのいちばんいい例は投資です。投資の基本はリスクを伴うということ。そして、上がったものは必ず下がるということです。とてもシンプルでわかりやすいですね。だから、誰かが得をすれば、その分、必ず損をする人がいるのです。なのに操られた大衆は、「自分だけは大丈夫だ」と思わされてしまうのです。こうして人生を狂わされる人たちは、いまだに後を絶ちません。

資本主義の歴史は"暴落の歴史"でもあるのです。日本でも今から20年くらい前にバブルの崩壊がありました。このときの日本の大衆は、株や土地、ゴルフ会員権などの投資に熱狂していました。誰もが永遠に続く右肩上がりを信じて疑わなかったのです。その結果、バブルは崩壊し、平均的に株式は50%、土地は40%下落、ゴルフの会員権の中にはまさに"紙切れ同然"にまで値下がりするものもありました。そして日本からは1100兆円以上の資産が消えてなくなりました。

また近年の、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界同時不況も、もとはアメリカの不動産バブルがきっかけでした。どうしてこうも、同じ過ちを繰り返してしまうのか?そこが、大衆の意識の恐ろしさなのです。

これに対して、大衆の意識に左右されない人たちがいます。大衆という95%の意見に左右されなかった、「5%の人」たちです。この人たちは、大衆に影響されることはありません。だから思考の自動化など、操られたり、洗脳されたりすることもないのです。

エジソンやマザーテレサ、坂本龍馬や松下幸之助など、後の世に名前を残したような人たちや、大きな仕事を成し遂げたり、偉業を達成するような人は皆そうです。まわりに「そんなことできるわけがない」と言われても決して左右されず、最後まで自分の信じた道を貫くことができる。それが「5%の人」たちです。

大衆から見た成功の尺度は、地位や、名誉、金銭的価値で計られるものですが、私が言いたいのは、成功者ではなく、"成幸者(せいこうしゃ)"になることです。この成幸者の特徴は、魅力的で大衆の意見に左右されない人。さらには人を喜ばせることが大好きで、それを自分の喜びに変えられる、人間力がみなぎっている人だと思います。

『5%の人 時代を変えていく、とっておきの人間力』サンマーク出版より

 
 


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