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いよいよ第24期の最終回となりました。今回は、最終回にブランド戦略の第一人者、酒井光雄氏をお呼びすることができました。氏が代表を務めるブレインゲイト株式会社は、日本経済新聞社が実施した「企業が評価する経営コンサルタント調査」で、世界4大会計事務所の一つと同一ランキングに選ばれるなど、そのコンサルティング活動の評価は極めて高い、超人気のコンサルタントです。 |
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また、3月には日本経営合理化協会から新刊が出ます。そのタイトルが、『次の100年を目指す「進化経営」』(仮称)。
同書の中で、酒井氏は、こう語ります。
「創業200年以上の企業は世界に5,586社(合計41カ国)存在するが、このうち半分以上の3,146社が日本に集中しており、続いてドイツ837社、オランダ222社、フランス196社の順になっている。日本は世界に誇れる長寿企業が存在する国だ。その一方、企業の生存率に関して、ここに冷徹な数字がある。日本で創業してから5年後に生存している企業は、およそ8割(82%)、10年後は7割(70%)、15年後は6割(61%)、20年後に生存するのは5割(52%)に過ぎない(中小企業庁『2011年中小企業白書』)。創業して20年が経過すると、実に5割の企業が消滅している。
また2014年に倒産した企業の平均寿命は23.5年(2015年東京商工リサーチ「倒産企業の平均寿命調査」結果)で、創業してから30年以上経過しているのに倒産した企業の構成比は実に30%を占める。
取り巻く環境が厳しいのは中小企業に限らない。家電業界では三洋電機が消滅し、シャープの経営は非常に厳しく、SONYやパナソニックも最盛期の勢いはない。流通業のマイカルや英会話のノヴァが経営破綻し、日本航空やゼネラルモーターズ(GM)が会社更生法の適用を受けたことは記憶に新しい。起業して間もない企業だけでなく、事業年数が長い大企業であっても、継続して事業を続けることがいかに容易でないかがわかる」
酒井氏は、事業経営の本質は「これまでになかった新たな価値を生み出し、社会に認めてもらう活動」であると提唱。価値の低いものはいつの時代にも、必ず価格競争に巻き込まれ、淘汰されていくとして、一貫して企業と商品の「価値づくり」を情熱的に指導する、注目のコンサルタント。
常に最終顧客となる「生活者」を意識した独自の「価値づくり」を事業戦略にまで高め、価値で競える企業づくり、売れていく商品、企業ブランド価値の形成、顧客との関係づくり、既存事業の深みある拡大…など、「確実に事業を成長させていく戦略」を展開。
これまでに自動車、飲料食品、衣料、住宅、コンピュータ関連、生活関連、金融…など、コンサルティング先は170余社を数え「経営者に勇気と収益をもたらすコンサルタント」として絶大な人気を博している。
今回も多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。また、ご友人、ご家族、社員の皆様も是非お連れください! |
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【日 時】 | 2016年3月22日(火) |
| 講演会 17:30〜19:00 懇親会 19:00〜20:30 |
【場 所】 | みしまプラザホテル 三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 |
ブレインゲイト株式会社 代表取締役
酒井 光雄(さかいみつお)氏 |
【演 題】 |
次の100年を目指す「進化経営」
〜〜新たな価値を生み出し、価格競争に巻き込まれない〜〜 |
【講師略歴】
1953年生まれ。学習院大学法学部卒業。日本経済新聞社が実施した「経営コンサルタント調査」で、「企業に最も評価されるコンサルタント会社ベスト20」に選ばれたマーケティングのコンサルタント会社、ブレインゲイト椛纒\取締役。
著書に『全史×成功事例で読む「マーケティング」大全』「成功事例に学ぶ マーケティング戦略の教科書」(共にかんき出版)「図解&事例で学ぶマーケティングの教科書(監修者 マイナビ)」「コトラーを読む」「商品よりもニュースを売れ!情報連鎖を生み出すマーケティング」(共に日本経済新聞出版社)「中小企業が強いブランド力を持つ経営」「価格の決定権を持つ経営」(共に日本経営合理化協会)など多数。
12年以上に渡り日経MJに連載コラムを執筆し、日経BP社日経BP Marketing Awards(旧名称 日経BP広告賞)の選考委員を務めている。 |
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