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今回はなんと、あの日本一のセミナーを主催する日本経営合理化協会の理事長、牟田學氏をお呼びすることができました!
いよいよ、激動の29年が始まりました。今年の経営環境は、これまで続いてきた約80年にも及ぶ戦後で、最も激しい変貌が予想されている、と牟田理事長は言います。 |
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そして、こう語ります。「トランプ大統領の登場は、環境・状況・対応を大変貌させています。特にアメリカへの依存が大きい日本やアジアの多くの国々にとって、その判断も対応も非常に難しい。社長にとって、これからの事業の興亡は、社長自身がとる戦略如何にかかわっています。間違いのない、判断と対応が求められます。
日本は数々の問題を抱えています。まず、65年も続いてきた日米安保条約は変貌します。金がかかりすぎるからです。防衛は、原則、自国は自分で守ることが当然です。これまで、多くの人命の犠牲はアメリカが負ってきました。これは日本の甘えです。次に、自由貿易体勢は世界が一つになることが最終的な目標ですが、アメリカはその前進のTPPに対しても、今は賛成ではありません。不振のアメリカへの輸出攻勢が続くからです。少し反省し、世界が抱えている問題を捉え直すことが必要です。日本は多くの問題を抱えています。長期的には人口構成上の老人問題と対応、北欧が参考ではなく、日本独自の問題なのです。女性の職場進出についても、一家の収入を増やすことには賛成ですが、女性の収入を103万円から150万円に税制のことで制限することは、平等ではないという意見も多い。オリンピックの準備、首都での築地と豊洲の問題、人手不足、金融状況、事業の新マーケットの変化、労働時間の長短、住宅環境の変化など、数々の変貌を正しく把え、対応することが社長にとって難しさを増す時となりました。繁栄と幸福のために、持てる全力を駆使して頂きたい年のスタートです」
牟田理事長は、「社長業とは、孤独な戦いの連続である。誰にも負けない強靭な使命感や精神が必要だ。いいかげんに妥協すれば、それなりに長生きできるだろうが、決して立派な仕事は残せない。一回限りの人生、そんなことではつまらないではない。人生の価値は長短ではなく、その内容である。これからの難しい時代、社長は、『命を懸ける』『執念を燃やす』『のめり込む』というキーワードを深く刻み込んで、事業経営に邁進していただきたい。そして商売を通して、自らの大きなロマンと、崇高な理想を実現して欲しい」
そして、「強く必要とされる存在になること」を繰り返し語りかける。それは、「お客様が、『あなたからしか買わない』という商品を作り、『あなたの会社の中村さんは素晴らしい。あの人を寄こして欲しい』と、言っていただける社員を育てることだ。時流に乗り、ブームに乗って一時的に栄えることは、さほど難しいことでない。したがって、時流やブームの大慨や方向を見つめ、それに沿うように意欲的に事業を展開することが、社長の、今の第一番の基本である。衰退している分野で、お客様が求めていないものを扱っても、とうてい栄えることはできないからだ」
混沌として先が読めない時代、今年の動き方、経営の方向性などを手に入れるまたとない機会です!どうかこの機会に是非、多くの会員の皆様、そして、社員の皆様やご家族、ご友人もお連れ下さい。必ずや、経営や生き方の素晴らしいヒントが得られると思います。 |
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【日 時】 |
2017年3月2日(木)
講演会 17:30〜19:00 懇親会 19:00〜20:30 |
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【場 所】 | ホテルグランド富士 富士市平垣本町8-1 電話 (0545)61―0360 |
【講 師】 | 日本経営合理化協会 理事長 牟田 學 氏 |
【演 題】 |
激動の2017年、これからどうなる?
〜〜強く必要とされる存在になるために〜〜 |
【講師略歴】
1938年佐賀県生まれ。大学在学中より事業を興し、経営の鬼才を発揮する。卒業後も雇われ社長として倒産寸前の会社を次々と再建。現在、自ら創業した五社の社長・オーナーと数社の役員を兼務。50年の実務体験に裏打ちされた骨太の経営思想と手腕をもとに、「幾代にもわたる事業の繁栄」を情熱的に指導。これまでに、延べ約10万社に及ぶ全国の社長が指導を受けた、社長業「知行合一」の人である。その魅力に、多くの社長が集い、自ら主宰するオーナー社長塾だけでも『無門塾』『花伝の会』『地球の会』『実学の門』をはじめ15を数える。1965年、弱冠27歳にして、多くの財界人や専門家のすすめで経営指導機関である、日本経営合理化協会を設立。玉川大学大学院教授などを歴任のほか、画家、著述家などいくつものステージで活躍している。最新刊「社長のいき方」他、著書多数。 |
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