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21経営研究会2019年度 第28期「第4回例会」のお知らせ
2019年10月28日(月)

今回の富士例会は、今人気絶頂の渡邉哲也氏をお呼びすることができました。
渡邉氏は『「韓国大破滅」入門』、『「中国大崩壊」入門』など、次々にビビットな話題の本を出版され、テレビやユーチューブでもソフトな語り口でありながら歯切れのよい思い切った発言をされている注目の言論人です。


渡邉氏は最新刊『「韓国大破滅」入門』(徳間書店) の中でこう語ります。
『米中貿易戦争の激化により、アメリカ、中国ともにアメリカを選ぶのか中国を選ぶのか、世界に踏み絵を踏ませはじめている。
バンブーウォール、バンブーカーテンとよばれる「竹のカーテン」が世界を分断しようとしているわけだ。
このような状況のなかで、韓国もどちらを選ぶかという選択を迫られている。
日米とともに西側社会に属し、その恩恵を受けてきた韓国、かつては「自由社会のショーケース」であり、対共産圏に対する橋頭保(きょうとうほ)「反共の壁」であった韓国だが、東西冷戦の終結により、その役割は対北朝鮮に限定された。
これによって、日米と西側社会にとっての韓国の役割は大きく低下し、その価値を失っていったわけである。
1997年の東アジア通貨危機も、そのような時代変化のなかで起こったものといえる。

東アジア通貨危機で破綻に直面した韓国では、財閥の倒産が波及する形で、中小零細企業の破綻が相次ぎ、経済の多様性が失われ、外資が資本支配する財閥中心の経済へと変化していった。
極端な選択と集中の結果、半導体であればサムスン、SKハイニックス、自動車であれば現代自動車と、各業種をトップメーカーと少数のメーカーが支配する経済構造になったわけである。
韓国のGDPの約4分の3を「10大財閥」が稼ぎ出しているわけだが、ほぼすべての財閥は日本が生み出したものといってもいいのだろう。
そのなかでトップに位置するのがサムスンであり、グループ全体でGDPの15%近くを稼ぎだしている。
これは現代版モノカルチャー経済ともいえ、バナナリパブリック(バナナ共和国=バナナ輸出など一つの産業に頼っている国)改め「サムスンリパブリック」なのである。
そして、これは韓国に再び両班(ヤンバン)(李氏朝鮮時代の貴族階級)社会を生み出した。
財閥に勤める一部の特権階級と、大多数のそれ以外の低所得者という二層化した社会である。
そして、それが極端な学歴社会を生み出し、そこから脱落した者が左派に走るという構造になっているわけだ。
さらに、韓国は極端な縁故社会であり、財閥を見てもわかるように血縁がものをいう社会でもある。
これが財閥関連のスキャンダルの要因であり、大炎上する原因でもあるのだ。
このような状況のなかで、「ろうそくデモ」の立役者であり、左派のプリンスでもある文在寅氏が大統領に選ばれたわけである。
そして、大統領になった彼は、国民の不満を外に向けるために反日に舵を切った。
仮想敵をつくり、それを攻撃することで国民の不満を解消しようとしたのだ。』

今回も本当に素晴らしい講演会になると思います。どうか、多くの会員の皆様、そして、是非、社員の皆様やご家族、ご友人もお連れ下さい。必ずや、経営や今後の素晴らしいヒントが得られると思います。

なお、今回は富士例会です。恒例のお楽しみの余興(ショーなど)が用意されています。どうかふるってご参加ください。


【日 時】2019年10月28日(月)
講演会 17:30〜19:00 懇親会 19:00〜20:30
【場 所】ホテルグランド富士 富士市平垣本町8-1
電話 (0545)61-036
【講 師】 作家・経済評論家 渡邉哲也 氏
【演 題】 世界分裂の中、日本は黄金期を迎える
〜どこへ向かうのか?「韓国」「中国」〜


【講師略歴】
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務し独立。複数の企業を経営、インターネット等での経済評論が話題となり、2008年8月リーマン破綻を予言した「ドル崩壊」(三橋貴明著)を監修、『本当にヤバイ!欧州経済』を発表、内外の政治経済のリサーチや分析に定評があり、政策立案の支援、雑誌の企画監修、テレビ出演等幅広く活動、ベストセラー多数、著作は50作以上。

 
 


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