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今回は、2年前にもお呼びし、大好評だった、ITやDX(デジタルトランスフォーメーション)の第一人者、藤元健太郎氏を再びお呼びすることができました。 |
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第31期・第1回例会(総会)は、通常なら7月に開催するところ、ギリギリまでリアル会場での開催を探っていてご連絡が遅くなったことをお詫びします。しかしながら、コロナの急速な感染拡大に鑑み、今回もオンラインでの開催を余儀なくされました。
どうか、ご了承くださいませ。
今回は、2年前にもお呼びし、大好評だった、ITやDX(デジタルトランスフォーメーション)の第一人者、藤元健太郎氏を再びお呼びすることができました。
この2年間で、ビジネストレンドやテクノロジー事情も大きく変わりました。
副題にある「バックキャスティング思考」とは、現状の延長線上で考えると将来はなかなか見えて来ませんが、未来はこうなると大胆に想定し、それが実現するためには何が必要か・何が起こるのかを考える思考法です。そもそも環境問題を解決するために使われてきた言葉で、DGs時代に身に付けるべき必須スキルだと言われています。その反対がフォアキャスト思考で、現在のデータや実績を積み上げて、未来を予測する方法です。
藤元健太郎氏が20年後を、バックキャスティング思考で定義する以下の15の市場があります。
@ウエルネス市場(心身可視化、個別学習によるQOLが高まる)
Aフ―ディング市場(代替食品など、食に関する課題解決)
B個人の拡張市場(センサーの進化による身体拡張等)
C自己表現市場(スポーツ、エンタメ、アートなどによる自己実現に関するサービス)
D人生学習・メタワーク市場(個人に最適化された学習等)
E新移民市場(外国人在住者に対するサービス)
F超富裕層市場
GデジタルBOP市場(途上国市場)
H相互扶助・コモンズ市場(低所得層と高所得層の2極化)
Iマルチコミュニティ市場(多拠点生活、メタワーク等多層化する) Jネオモビリティ市場(自動運転、モビリティシェア等)
K個人リソースマネジメント市場(社会全般のデータ化により最適な新サービスの提供)
L社会リソースマネジメント市場(道路、エネルギー等の公共インフラの最適化)
M都市OSデータ活用市場(都市におけるあらゆるデータが収集され、効率化していく)
Nモノの統合サプライ市場(サプライチェーンのデータ化・可視化が実現し、ロスが極限まで減る)
また、「超江戸社会」については、幸福度が高くSDGsな生活を送っていた江戸町人の生き方に今後の日本社会のヒントを見いだし、中世(江戸時代)の課題や不便さをテクノロジーによって克服しつつも、近代の工業化社会によって生まれた多くの制度疲労を転換した、新しい中世的社会システムを提唱するものです。江戸社会のあり方に未来のヒントを探る、温故知新のアプローチです。 |
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【日 時】 |
2022年8月19日(金)
19:00開始(1時間15分+質疑応答15分) |
【講 師】 | D4DR株式会社 代表取締役社長 藤元健太郎 氏 |
【演 題】 |
10年後.20年後の未来視点から考える(目の前の常識が崩壊する時代に備える)
〜Web3、メタバース、NFT、バックキャスティング思考、そして超江戸社会〜 |
【講師略歴】
野村総合研究所を経てコンサルティング会社D4DR代表。広くITによるイノベーション、事業戦略再構築、マーケティング戦略などの分野で調査研究、コンサルティングを展開。様々なスタートアップベンチャーの経営にも参画し、イノベーションの実践を推進している。 経済産業省産業構造審議会情報経済分科会委員、青山学院大学大学院国際マネジメント研究学科ExectiveMBA非常勤講師、関東学院大学人間共生学部非常勤講師などを歴任。BSジャパン日経プラス10ゲストコメンテーター、日経MJでコラム「奔流eビジネス」を連載中。著書、『ニューノーマル時代のビジネス革命』(日経BP)他 |
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