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第31期・第6回例会は、日本一のマーケッターである神田昌典氏をお呼びすることができました!
神田氏はこういいます。
『「客が来なけりゃ、会社は潰れる。いかなるビジネスも、継続的に新規顧客を集めないと潰れる。この原則は、屋台のラーメン屋でも、トヨタやソニーでも変わらない」これは、顧客を創造する重要性を言っている。「顧客の創造」については、ピーター・F・ドラッカーが次のように述べている。
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「企業とは何かを理解するには、企業の目的から考えなければならない。企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、目的は社会にある。したがって、企業の目的として有効な定義は一つしかない。顧客の創造である。」 そして、顧客を創造する2つの機能について次のように言っている。
「企業の目的が顧客の創造であることから、企業には二つの基本的な機能が存在する。すなわち、マーケティングとイノベーションである。この二つの機能こそ企業家的機能である。」』
『「仕事がなくなる!」。話題の対話人工知能(AI)「Chat(チャット)GPT」を、私の仕事で活用したときに受けた第一印象だ。チャットGPTとは米オープンAIが開発したAIモデル。質問を入力すると、その回答の文章を自動的に生成する。クリエイティブな分野において、人間の仕事はAIにとって代わりづらいと考えられてきたが、それを覆すかもしれない。創造的な分野で活用できるAIを「生成系AI」というが、これが爆発的に広がるとみられているのが2023年だ。グーグルが登場した時以来の衝撃的な変革をもたらすのではないだろうか。マーケティングへの応用の可能性はというと、マーケッターの仕事が一変するといってもいい。今まで膨大な時間をかけて考案してきたマーケティング・コンセプトやメッセージなどを瞬時に生成できるからだ。とくにセールスメッセージは考案するのが難しく、苦手な人が多いが、チャットGPTを使えば複数のメッセージを考案してくれる上、対象ごとにパーソナライズされたメッセージを作れる。自動的に配信もでき、お客様のエンゲージメントを強化できる。膨大なウェブサイトの情報やソーシャルメディアの投稿文も生成でき、コンテンツマーケティングに役立てられる。さらに、購買履歴などの自社のデータベースとつなげれば、データ分析に基づいた広告投入先を決定し、広告パフォーマンスを最適化できるだろう。カスタマージャーニーまで作れれば、マーケティング戦略を全体的に改善できる可能性があるわけだ。チャットGPTは現時点ではまだ完璧ではない。しばしば根拠のないことを言う。ただ、まだベータ版なので、これからどんどん賢くなるだろう。人間を超えるには現実味がある話だ。多くの仕事がAIに置き換えられる可能性が出てきた。そんな時代にはどう立ち向かうべきか。私は、人間とAI、どちらが優秀かではなくて、AIを使い倒したほうが賢いと思う。そうすれば、私たちは物事を洞察しゼロイチの発想をするという、人間に残された機能に、より時間を集中投下できるようになるからだ。生成的AIが生まれたことで、私たち人間はより生成的な存在への進化が加速できることになる。』(日経MJ連載「未来にモテるマーケティング」23/2/13号)より
今回も最先端の素晴らしい講演会になると思います。是非、最新の情報をリアルにゲットできるまたとないチャンスです。どうか、多くの会員の皆様、そして、是非、社員の皆様やご家族、ご友人もお連れ下さり、会場までお越しください。必ず、経営や今後(2023年)の素晴らしいヒントが得られると思います。 |
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【日 時】 |
2023年3月23日(木)
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30 |
【場 所】 |
みしまプラザホテル
三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 | アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役 神田昌典 氏 |
【演 題】 |
2023年の成長戦略
〜〜躍進するためのチャンスをつかめ〜〜 |
【講師略歴】
経営コンサルタント・作家・日本を代表する国際的マーケッター。アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役。日本最大級の読書会である、一般社団法人リードフォーアクション 代表理事。上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済部に勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカーの日本代表として活躍後、1998年、経営コンサルタントとして独立。コンサルティング業界を革新した顧客獲得実践会(現在は「次世代マーケティング実践協会」)を創設。同会は、のべ2万人におよぶ経営者・起業家を指導する最大規模の経営者組織に発展、急成長企業の経営者、ベストセラー作家などを多数輩出した。1998年に作家デビュー。分かりやすい切り口、語りかける文体で、従来のビジネス書の読者層を拡大し、実用書ブームを切り開いたため、出版界では「ビフォー神田昌典」「アフター神田昌典」と言われることも。『GQ JAPAN』(2007年11月号)では、“日本のトップマーケター”に選出。
2012年、アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位。2014年5月、米国ウォートン校が主催する「ウォートングローバルフォーラム東京」における特別講座にて、唯一の日本人講師を務める。11月、自ら開発した創造的問題解決スキル「フューチャーマッピング」を、米国研修企業の招聘によりセミナー開催。スタンディングオベーションが続く大絶賛を受ける。2018年 国際的マーケティング賞として著名な「ECHO賞」の、国際審査員に選出。ビジネス分野のみならず、NPO法人学修デザイナー協会理事を務めるなど、教育界でも精力的な活動を行っている。 |
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