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今回は、2022年に登壇していただき大好評だった日本経営合理化協会理事長の牟田太陽氏をお呼びすることができました。
現在、「物価高、人手不足、原材料の高騰、円高、賃金高」等々の問題が次々に起こっています。原材料の高騰や人手不足で会社をたたんでしまったところも増えています。しかし、いつの時代も、どんな業種、どんな業界にあっても、儲かっている会社とそうでない会社があります。儲かって元気のいい会社は、この「物価高」や「人手不足」をものともせず、軽々と様々な問題をクリアしています。つまり、売上が順調で儲かっているなら多くの問題は解消できるということです。
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今、経営者にとって大事なことは、常に何か「新しいこと」をやることです。それは、新しい売り方、新しい商品、新しい売り先、新しい施設、新しい事業だったりします。新しい売り方をすれば、そこには必ず新しいお客様がいます。
たとえば、社名と会社のコンセプトを変えた自動車学校があります。自動車学校だと自動車の教習しかできません。しかし、社名を変え、コンセプトを「人と安全」とか「教育」に変えることにより、「自動車の安全教育講習」を取引先各会社で行うという事業や、「ドローン教習」、「子供の体操教室」まで事業を拡大し、多角化しています。
牟田氏は、社長業はどんな状況でも、売上利益を上げ続けなければ務まらないといいます。社員は、誰もが前年より給料が上がっていることを期待しているし、固定費の多くが上昇し続けているからです。業績を上げ続けることは、事業を「成長拡大させること」と「安定させること」の二つの戦略を意図して、同時に行うことでしか成しえません。それが事業繁栄の哲理です。
成長拡大とは、どんな会社でも前年よりも、売価の高いもの、粗利益の多いものを、数多く売ることでしか達成できません。組織も、設備も、資金も、前年より売上利益を稼ぐために存在させる必要があります。もう一つの安定とは、同じお客様に繰り返し繰り返し買っていただくことでしか果たせません。どうしたら繰り返し買っていただけるのか、戦略を立案し、仕組みを作り、常に売りものを磨く。それが安定の哲理です。
今回は、この事業経営の二大哲理と、具体的にどう手を打てば、長く、強く安定して儲かる事業構造を確立できるのかを、実例を交えながら、精魂込めてお話していただきます。
今回も多くの会員の皆様のご参加をお願いします。たくさんの社員、ご友人、お知り合いをお連れください。必ずや目からウロコの気づきが得られることと思います。
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【日 時】 |
2024年10月16日(水)
講演会 17:30〜19:00
懇親会 19:00〜20:30
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【場 所】 |
沼津リバーサイドホテル
沼津市上土町100-1 電話 (055)952-2411 |
【講 師】 |
日本経営合理化協会 理事長 牟田太陽 氏 |
【演 題】 |
この大変革期を生き残るために
〜〜「成長拡大」と「安定」の戦略とは〜〜 |
【講師略歴】
事業経営の奥義を“社長業指導の祖”牟田學に伝授された後継者。大学卒業と同時に、アイルランドで和食レストランを自ら創業。異郷の厳しい環境に身を置き、世界観を広げ、事業の大成功を収める。その経験と事業を継ぐ決意とともに帰国し、2000年日本経営合理化協会に入協。以来、社長専門の勉強会「実学の門」「無門塾」「後継社長塾」などの企画・運営に従事。2千社を超すオーナー社長、後継者と親密な関係を築く。現在、社長塾の「実学の門」「無門塾」の講師をはじめ、講演や塾生の経営指導に携わる。講話収録物に最新刊『後継社長の実践経営学』(日本経営合理化協会刊)、著書に『幾代もの繁栄を築く 後継社長の実務と戦略』(PHP研究所)、『「後継者」という生き方』(プレジデント社)。共著に『事業発展計画書の作り方』(日本経営合理化協会刊)がある。ポッドキャスト「牟田太陽の社長業ネクスト」配信中。 |
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