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21経営研究会2024年度 第33期「第3回例会」のお知らせ
2024年11月15日(金)

今回は、日本の人口問題の第一人者、河合雅司氏をお呼びすることができました。

河合氏はこう語ります。『「直近5年間の出生数は毎年4.54%ずつ減少」。 このペースで減り続ければ、日本人人口は50年で半減、100年後に8割減となってしまう。 もはや少子化を止めることはできず、日本社会の激変は避けられない。 「不都合な現実」に対し、われわれはどうすべきか。 答えは、人口減少を前提とした社会への作り替えだ。 人口減少の影響は、すでにわれわれの身の回りで「小さな変化」として現れ始めている。 この予兆やシグナルを見逃してはならない。 』


『最近、多くの人が人口減少の影響として認識するようになったのが人手不足であろう。 それ以外にも、至るところで支障が出始めている。 それは、たとえば・・・

■《「線路」を残して「住民」が消える》 過疎化が進む地方では、ローカル線の利用者が減って赤字が深刻化している。 鉄道各社の経営努力も限界にきている。 それは路線バスでも同じことが言える。
 
■《郵便事業の苦境》 「郵便離れ」が進む中、封書やはがき代が2024年10月から3割を超す値上げとなる。 はがきは63円から85円へ値上げだ。 しかし、値上げしても赤字は拡大する。 なぜなら、インターネットやSNSの普及で郵便はますます落ち込み、それに人口減少が拍車をかける。 

■《出生数減少の影響が最も早く表れるのが学校》 18歳人口が減少して志願者数は10万8659人も減っているのに、学部新設などによって入学定員はむしろ4696人増えている。 定員割れする小規模大学が増えるのはあたりまえだ。 15歳人口は15年後に3割減となる。 公立高校の統廃合はあたりまえとなり、小中学校の統廃合も進む。 ますます、小中学生の通学距離が長くなるということだ。 』

河合氏は「人口減少を逆手に取る」方法があるという。 それが、「戦略的に縮む」という成長戦略を取ること。人口減少は我々のビジネスだけでなく、ありとあらゆる場面で影響が出てきます。この問題を確実に自分に落とし込んでおかないと、我々の今後の方針や方向を大きく間違ってしまいます。どうか、ひとりでも多くに皆様のご参加をお待ちしています。


【日 時】 2024年11月15日(金)
講演会  18:30〜20:00
懇親会  20:00〜21:30
【場 所】 ホテルグランド富士
富士市平垣本町8-1 電話 (0545)61-0360 
【講 師】 一般社団法人人口減少対策総合研究所 理事長、
作家・ジャーナリスト 河合雅司 氏
【演 題】 人口減少する日本の活路 〜〜縮んで勝つ〜〜


※ 開始時間がいつもと異なります。お間違えのないようお願いします。


【講師略歴】 
産経新聞社論説委員を務めた後、現職。高知大学客員教授、大正大学客員教授、厚労省および人事院の委員、産経新聞社客員論説委員、超党派国会議員の「人口減少戦略議連」特別顧問、「令和臨調」超党派会議メンバーなども務める。これまで内閣官房、内閣府、農水省の委員や日本医師会総合政策研究機構客員研究員などを歴任した。「ファイザー医学記事賞」大賞、「文藝春秋読者賞」など受賞。数多くの著書があり、『未来の年表』(講談社現代新書)シリーズは累計100万部超のベストセラー。最新刊は『縮んで勝つ 人口減少日本の活路』(小学館新書)。

 
 


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