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第5回例会は、日本を代表するマーケッターである、神田昌典氏をお呼びすることができました。
2025年がどんな年になるのか、どのような戦略や方針で臨み行動するべきなのかを知るまたとないチャンスです。10年先、20年先を見据えた神田氏の講演はとても斬新で、示唆に富んでいます。 |
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ここ何年か、ChatGPTをはじめとした、AI(人工知能)の話が出ない日はありません。このことにより、経営やビジネスはもとより、あらゆる組織、芸術、スポーツに至るまですべてが変化しようとしています。そして、この2025年はその流れがさらに加速されます。
神田昌典氏は、日経MJ連載の「未来にモテるマーケティング」(25/1/13号)の中でこう語っています。
『2025年、世界はさらに加速する。人工知能(AI)はあらゆる領域で存在感を高め、ビジネスの常識は塗り替えられる。顧客の嗜好は目まぐるしく変化し、購買行動は新たな軌跡を描く。この変化の波の中で問われるのは、私たちの価値観だ。企業が守るべきものは何か。その答えを見つける鍵となるのが「未来遺産」という視点だ。
未来に引き継がれるべき価値、それは人間にしかできない力である。AIができること、できないことが次第に明確になり、私たちが今後守り、育てていくべきものは目に見えない部分―感性や創造力など―だ。この部分こそが企業の競争力となり、それをどう未来へつなげていくかが企業の進化を決定づける分水嶺となる。未来遺産とは、過去の技術や知恵を保存することではない。それらを未来のニーズに合わせ、未来に向けて新しい価値を創造することだ。
そして、25年に急務となるのは、これまでに培った「会社の手作業」をデータ化し、体系化することだ。その情報をアプリで蓄積し、顧客データやその事業に影響を与える外部データと連携しAIで処理することで、他社にない独自の価値を創造できる。さらに手作業をデータ化すれば、高齢化が進む従業員の技術を未来につなぎ、後進が短期間で習得できるような人づくり教育体系ができる。その教育プログラムを広く社会に提供することもできるだろう。それこそが「未来遺産」だ。』
最新の情報にふれることで、大きな気付きがあるはずです。今年の大きな流れをつかむため、是非、今回も多くの会員の皆様、そして、社員やご家族、ご友人もお連れ下さい。必ずや、今年の新しい指針に参考になる講演会になると思います。 |
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【日 時】 |
2025年2月27日(木)
講演会 18:00〜19:30
懇親会 19:30〜21:00 |
【場 所】 |
みしまプラザホテル
三島市本町14-31 電話 (055)972-2121 |
【講 師】 |
アルマ・クリエイション株式会社
代表取締役 神田昌典 氏 |
【演 題】 |
「AI時代における10倍成長戦略」
〜〜2025年のマーケティング革命〜〜 |
【講師略歴】
経営コンサルタント・作家・日本を代表する国際的マーケッター。
アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役。日本最大級の読書会である、一般社団法人リードフォーアクション 代表理事。
上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。
大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済部に勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカーの日本代表として活躍後、1998年、経営コンサルタントとして独立。
コンサルティング業界を革新した顧客獲得実践会(現在は「次世代マーケティング実践協会」)を創設。同会は、のべ2万人におよぶ経営者・起業家を指導する最大規模の経営者組織に発展、急成長企業の経営者、ベストセラー作家などを多数輩出した。
1998年に作家デビュー。分かりやすい切り口、語りかける文体で、従来のビジネス書の読者層を拡大し、実用書ブームを切り開いたため、出版界では「ビフォー神田昌典」「アフター神田昌典」と言われることも。
『GQ JAPAN』(2007年11月号)では、“日本のトップマーケター”に選出。
2012年、アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位。2014年5月、米国ウォートン校が主催する「ウォートングローバルフォーラム東京」における特別講座にて、唯一の日本人講師を務める。11月、自ら開発した創造的問題解決スキル「フューチャーマッピング」を、米国研修企業の招聘によりセミナー開催。スタンディングオベーションが続く大絶賛を受ける。2018年 国際的マーケティング賞として著名な「ECHO賞」の、国際審査員に選出。
ビジネス分野のみならず、NPO法人学修デザイナー協会理事を務めるなど、教育界でも精力的な活動を行っている。 |
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